フードのページ

セイシュンの豆腐あんかけ

私は豆腐が好きだ。以前、地元で暮らしていたとき、 その辺りでは有名な豆腐屋の豆腐を買ってきて、色々調理して食べていた。 こだわりが感じられる豆腐だったため、そのままでももちろん大変 美味しかったのだが、手を加えようと思ったらその豆腐に負けない ように気合を入れて調理しなければ勿体無かった。

現在住んでいる所に越してきてからは、気に入る ような豆腐屋が見つからないのもあるのだが、スーパーで豆腐が 激安(一丁30円程)で手に入るので、もっぱらスーパーで、充填方式で大量生産 された豆腐を購入して食べている。

充填豆腐は便利だ。本来の賞味期限は3日間くらい なのであるが、チルドルームにいれておくと10日間くらいは平気で 日持ちする。だから我が家の冷蔵庫には常に豆腐が用意されており、 上質な蛋白源として、またおかずが寂しいがこれ以上作る時間と 気力が無いときなどに大活躍している。

がしかし、簡単な絹豆腐の食べ方はあまり多くない。 そのまま食べるなら冷奴、サラダ、熱を加えるなら湯豆腐、麻婆豆腐 くらいで、後は汁物にいれたりするのが関の山、といった向きは 決して少なくはないであろう。

料理の本には、豆腐のお手軽水切り方法としてレンジで チンするというのが良く紹介されているが、この方法はさっと水切り するのに大変都合がいい。豆腐は、特に絹豆腐は水分が多く、ケースから 出して置いておくと水が滲みだして来て調味料が薄まり美味しくない。 だから水切りという下処理が必要な訳だが、上述のレンジでチン、だと 冷奴やサラダには使えない。当然のことだが温かい豆腐になってしまう からだ。

ならば温奴にして食べれば良い訳なのだが、それでは 食卓が物足りない時には、寂しさを一層引き立ててしまう惧れがある。 ここはひとつ、豆腐をドレスアップするために五目あんかけなどを かけると、見た目も栄養価も味も大幅にアップする…のだがしかし、 あんかけをわざわざ作るのはとても面倒だし、そもそもあんかけを作る 時間があるなら他にもう一品違うおかずを用意していた事だろう。

ではどうするか?答えは簡単だ。レトルトを使って しまうのである。昨今は大変な社会問題にもなっているようにデフレが 進行しており、スーパーにいくとレトルト類が税込100円以下で 何種類も購入できるのだ。我が家では、中華丼と和風五目あんかけ、 デミグラスソース、ホワイトソースのレトルト製品を常備しており、 手抜き料理をグレードアップさせている。今回はここで、和風五目あんかけ を使用する。ちなみに我が家で使用しているのは、グ○コの箱入の 製品である。

これは手抜きどころか料理とは言えないのではないか? とお考えの方も多いであろうが、家庭料理とは経済的でバランスの取れた 美味しいものをキッチンで準備して適温のうちに食卓に並べ、家族に提供し そして、後片付けまでを指すと私は考えているので、なんら問題は無い。 りっぱに料理である。それにキッチンでの出来事を目撃していない人間 に手抜きと思われなければ、それは手抜きでは無い。合理的な調理法と いうことだ。

豆腐は一丁を切らずにそのまま使用する。下手に切ると 形もくずれ、見た目のインパクトも薄れる可能性もある。しかも今回の 調理にはレンジしか使わないため、切る必要もない。第一、今は時間が 無い。豆腐一丁がきれいに収まるくらいの中鉢かどんぶりに、豆腐を丸のまま 入れてラップ無しでレンジで2分加熱して水切りする。出てきた水分を捨てて 和風五目あんかけをレトルトから搾り出して豆腐の上にかけ、そのまま もう2分程チンすれば完成である。こ洒落た和風のスプーンなどを添えて 食卓で取り分けて食べるのが良い。


材料2人前絹豆腐一丁
あんかけレトルト製品一食分
作り方絹豆腐を収まりの良い器に入れてラップ無しで2分チン
豆腐から出てきた水分を捨て、レトルトあんかけをその上にかけて2分から3分チン
あまりチンし過ぎると豆腐にスが入ってしまうので注意

豆腐あんかけ


トップへ  フードトップへ