ピアノ講座

バイエル100番

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いよいよバイエル100番へ進みます。ここからはバイエルも 締めくくりです。長い難しい曲ばかりになってきますが、この終盤の 親ボスをクリアしてこそ、バイエルの意義が高まり、バイエル卒業 したと言えるのです。絶対に諦めずに頑張りましょう。

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バイエル100番は、8分の3拍子・ヘ長調の曲で、途中ハ長調の 転調部分があります。右手旋律は前打音の装飾音符、スケール、速い速度の 同音連打、左手を飛び越えての低音部分など、締めくくりにふさわしい 練習内容となっています。アクセントやスタッカート、スタッカーティシモ、 スラーや休符の一つ一つが曲の雰囲気を作り出しています。また、いきなり ピアノになったりフォルテになったりと、メリハリのある曲なのですが、 3拍子の軽快さも感じられる、バイエルの中では大曲です。今まで練習 してきた技術を自分なりに駆使して表現してみましょう。苦痛に満ちた 練習としてではなく、ピアノを弾く楽しさを感じられるように、思うとおりに 気持ちよく弾いてみましょう。一点だけ、速い速度の同音連打をする場合、 手首や腕の動力は使わずに、指先だけで弾きます。そのとき、指先を 手前側に引っ掻いて鍵盤を削り取るような感じで、指だけを順番に動かします。

左手伴奏は、今までもたくさん練習してきたパターンです。注意点は 曲の最初から終わりまでベース音を保持しておくということです。ベース音 が途切れてしまうと、サウンドが薄っぺらくなってしまい、大曲の雰囲気 が損なわれてしまいます。バイエルの中では、音を伸ばして響かせる ペダルは使用しませんが、このようにベース音などをたっぷり保持 して響かせておく事を、ペダルに見立てて、フィンガーペダルと言ったり もするのです。ですから、是非、ベース音は無くなってしまわないように、 頑張りましょう。

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バイエル100番

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