ピアノ講座

バイエル53番〜55番

引き続きバイエル53番〜55番に進みます。新しい事が サクっと出てきますので理解しておきましょう。

バイエル53番の指配置は…と今までどおり言えなくなって来ました。 右手は高い方のド〜ソまでなのですが、左手は最初真ん中のド〜ソまで 、その後オクターブ飛んで下のソから上の範囲になります。右手のポイント は休符に注意して間を取ることくらいです。左手は4小節目のオクターブ 下に飛ぶところはスラーが切れているので弾きなおします。ですから、 1オクターブ分、指を開く必要がありません。指を広げずに鍵盤から 離れた状態で指配置を変える練習となります。

バイエル54番は、53番の指配置が少し変化した感じになっています。 54番も右手にオクターブの音がでてきます。今度はスラーがかかっています ので、音は切れてはいけません。一瞬の間だけ指を広げて弾きます。 左手には重要な新しい事が出てきました。5小節目からのヘ音記号です。 ト音記号は記号の書き始めが真ん中のソ(和音階名ト)を表していますが、 ヘ音記号は書き始めが下のファ(和音階名ヘ)を表しています。記号に 点が二つ縦に書かれていると思いますが、その点と点の間の音が、下の ファ(ヘ音)ということです。53番の左手が下のソに飛んでから、楽譜が 読みにくかったと思います。しかし、ヘ音記号を使うと短い線をたくさん 書かずに楽譜に表せるのです。54番では4小節目と5小節目の左手 はまったく同じ音になっています。ヘ音記号であることを忘れて、ト音記号 のつもりで弾いてしまうと、とんでもない曲に変化してしまいますので、 最大限の注意を払ってください。ヘ音記号は読みにくいので、しばらくは 振り音程しても良いと思います。頑張りましょう。

バイエル55番は、今までの中で一番長く、大曲です。54番で出てきた ヘ音記号がさっそく活用されていますので騙されないようにしましょう。 左手はレガートで弾くアルペジオの伴奏形とオクターブの広がりの練習です。 左手はずっと休み無しで忙しい動きをするので、手が痛くなってきます。 特に小指や親指が攣りそうになりやすいので、なるべく余計な力を抜いて 楽に弾けるように練習してください。また、アルペジオの伴奏はリズムが 狂いやすく、カクカクしてしまったりするので慣れるまでゆっくり練習 するようにしてください。

バイエル53〜54番
バイエル55番


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