ピアノ講座

バイエル88・89番

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引き続きバイエル89・90番へ進みます。この2曲ではひとまず スケールの練習からは一時的に開放されていますので、気楽に伸び伸び 練習しましょう。

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バイエル89番は、ハ長調で一時的にト長調となる曲です。 右手旋律は88番から引き続きのタッカのリズム練習です。 一番の注意点はリズムですが、左手伴奏の和音と拍の頭がぴったりと 合うように練習してください。またスラーの切れ目の弾きなおし、ほんの少し 登場する休符は忘れずに反映させましょう。左手伴奏は、バイエル72番 の伴奏と同じタイプで逆の動きをするパターンです。アンダンテと書かれて いる曲でもありますので、音の強さをなるべく揃えてゆったりと弾きます。 もし、弾いているときに左手が痛く辛くなるようなら、力が入りすぎて いる証拠です。なるべく力は抜いて弾くようにしましょう。 またこちらも数少ない休符がありますので忘れないようにしましょう。

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バイエル90番は、スケールも16分音符も出ては来ませんが、 両手ともに和音の旋律を弾く練習があります。右手は和音から和音へ 移るときにスラーがかかっているのに、前後の和音で同じ音が入って しまっているパターンの練習です。意味が解りにくいですが、バイエル90番の 2小節目、ミ・ソの和音→ド・ミの和音へ移りますが、3の指・ミの音 は当然一度鍵盤から離さないともう一回音を出す事は出来ません。しかし、 指を全部鍵盤から離してしまうと音が切れてスラーになりません。 そこで、ミの音・3の指は弾きなおす事になっても、5の指はそのままのばして 置いて、ド・ミと弾く瞬間に離すという動きをしなければなりません。 そうする事によって、ミの音が切れてしまっても、ソ→ドと音が繋がるので 全体としては繋がっているように聞こえる訳です。この技術パターンは 4小節目にも出てきますが、5の指をのばしたまま2の指へつなげるのは まったく同じです。中間部の同音連打は音の強さ、速さをなるべく揃えられるように 練習してください。また、スタッカートと休符は曲のメリハリに重要です から忘れないようにしましょう。

左手は最初、分散和音の伴奏ですが、中間部からはメロディーに なります。しかも和音でのメロディーです。本来は上の高い音がメロディー ラインですので強く弾きたい訳ですが、難しいのでとりあえずは音だけ 間違えないようになりましょう。マルカートについて書かれていることは 理解しておきましょう。

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バイエル89番
バイエル90番

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